チョコレートのいろいろ

今週のお題「好きなおやつ」
私が好きなおやつはいろいろあります。その中でもチョコレートが好きなので、いろいろ調べて書いていきます。
チョコレートはかなり昔から存在しており、マヤ文明アステカ文明の時代では、知恵とパワーを与えるチョコレートドリンクとして、当時の金持ちが摂取していたとのことです。この当時において、チョコレートの原料であるカカオ豆は高級品であり、かなり贅沢な使い方といえます。ところでこのドリンクには、砂糖ではなくスパイスや香料を入れて製造されており、とても苦いもので嗜好品というよりは薬品であり、好きなおやつにはならなそうです。
カカオ豆がヨーロッパに持ち込まれてから、スパイスや香料の代わりに砂糖を入れて飲むチョコレートを製造するようになり、初期では金持ちのものでありましたが、18世紀頃には一般に普及していきました。さらに19世紀前半にカカオ豆からココアバターと呼ばれる油分を取り除いた保存と運搬に優れて水に溶けやすいココアパウダー、当時の飲むチョコレートにあった強い酸味を消す処理法、19世紀半ばには、取り除いたココアバターを利用した食べるチョコレート、19世紀後半に苦味を抑えたミルクチョコレートが誕生しました。
昔は薬として扱われていたチョコレートが、今では健康に悪いと言われています。しかし問題になるのは過剰摂取したときであり、適正な量なら疲労回復や滋養競壮など様々な効果が期待されます。そこにあれば食べたくなるのがチョコレート、過剰摂取を防ぐ手段の一つとして、鍵のついた容器に保存して1日に食べる量だけを取り出しておく、といった方法が考えられます。
チョコレート一つでもいろいろネタがあり、プリンやらシュークリームやら好きなおやつをすべて調べようとすると、情報量がとんでもないことになるので、調べるときは、一度にやろうとせずに複数回に分けるのが良いでしょう。